ONE, TWO, THREE (1961)
   (最後まで見れず・・・)
Billy Wilder作品。冷戦時代、ドイツ東西分裂を舞台にコカ・コーラのベルリン支社を使ってこんなコメディを作っちゃうなんてスゴイ。舞台となる時代はかなりシリアスなのに、その中でおてんばアメリカ少女の逃亡、結婚、あげくの果てに妊娠(しかもお相手は東のコミュニスト!)を面白く仕立てちゃってる。出てくるアイテムがかわいいよねー、コカ・コーラ社もそうだし、はと時計(democracyの象徴として使われるbecause of the music, I think)でしょ、「go home yankees」の風船でしょ、なんかそんなのがいい。タイトル通りにリズミカルに進んでいく会話と展開が気持ちいい、ってかベルリン支店長の演技がすごいよ。今回は夜中にBS放送で見たのもあって、途中で寝てしまった(つまらない訳じゃない!)。でもみんなあの衝撃のラストが見所としきりに言っているので、ラストだけどうしてもみなくては。最後15分くらいで寝ちゃったんだ。目が覚めたら深海巨大イカのナゾみたいな番組になってた。ガガーん。この作品はルビッチ監督の「ニノチカ」パワーが秘められているらしい。いつかルビッチ監督も見たいです。

映画 ワン、ツー、スリー/ラブハント作戦 - allcinema
One, Two, Three (1961) - IMDb