Drop Dead Gorgeous (1999)

3点
監督: マイケル・パトリック・ジャン
脚本: ローナ・ウィリアムズ
出演: キルステン・ダンストデニース・リチャーズ、カースティ・アレイ、ブリタニー・マーフィエイミー・アダムス松田聖子


遂に見たー。念願の映画。結局DVDで買ってしまったよー。だけどこういう映画こそ私のコレクションとして所有していたいものなので、買ってよかったな。だって出演者がゴージャスでしょ?キルスティンにブリタニーマーフィーにエイミーアダムス(デビュー映画)だよ。デニスリチャーズはあまり好みではないんだけど、でもいまやチャーリーシーンの奥様として名高い方だしね。それに個人的にカーティス・アレイさんに親しみがあるので(子供の時に「ベイビートーク」見てはまっちゃった)、それもよかった。あとなぜか松田聖子さんも出ているよ。日本でこそビックネイムだけれど、ハリウッドになっちゃうとやっぱりこんな役なんだなーと思うととても切なくなるけど、でも頑張っている姿は軽視できません。本当に意味のないシーンで、意味のない役で出てくるから笑っちゃう。まさにブラックコメディ。映画の舞台はなぜか最近私の中で頻繁にひっかかるミネソタ州。こんな北部の田舎町でteenagerのビューティコンテストが行われる。よくテレビでみるアメリカ全国大会のような大きなものではなくて、一つの町内でおこなわれるこじんまりとしたコンテスト。出場を決めた美少女達がクィーンになるための準備期間をドキュメンタリー風に撮影する手法とかはおもしろいと思った。でもそんなにすごい技法とかではないんだけどね、でも思っていたよりそういう点にも工夫があって驚いたって感じ。ものすごいつまらない映画なのかと思っていたんだよね、実は。だからいろんな意外性に覆されて、結果面白かったからねー。見てよかったよー。出演者だけで見る価値ありとか思っていたんだけど、それだけじゃなかったって事。この映画の解説にはどこにも「ブラックコメディ」という言葉があるのだけれど、この用語の定義が良く分かってなかったので調べてみた。

Black comedy - Wikipedia
Black comedy is a sub-genre of comedy and satire in which topics and events that are usually regarded as taboo are treated in a satirical or humorous manner while retaining its seriousness.
コメディ系の一種のジャンル。タブーとされているネタやイベントを取り上げて風刺や皮肉を描いたもの。または、シリアスであるべきものをユーモアで描いたもの。

なるほど。ちゃんと定義するとこうなるわけね。リョーカイ!
今や一大スターとなった彼女達の若かりしころが見れるのはとっても大きな醍醐味なのだけれど、そんなに驚くような成長を遂げた人はいないかな。あ、でもブリタニーマーフィーは今はお色気キュートでかわいいキャラだけど、この頃は結構そうでもなかったみたいね。ちょっとぽっちゃりしてて、モテ系の女子じゃないよね。変な不思議ちゃんな役だよね。(「クルーレス」もそうだった!)そこがびっくりしたけど、でもそんな彼女を見て私は元気がでるのです!!
 
映画 わたしが美しくなった100の秘密 - allcinema
Drop Dead Gorgeous (1999) - IMDb