2/25, 2/26の土日、デビロックナイト(ナイトと言っても昼間12時から夜10時くらいまでのイベント)に行ってきた。FINALもなにも初めて行ったから、それまでのヒストリーとか全然知らなかったけれど、お目当てのSpecial Othersが見られたからまぁマル。

感想。

1日目。最初にみた黒猫チェルシーよかった。それまで名前も音楽も知らなかったけれど、とにかく演奏がうまい。ドラムがものすごく迫力があって、それでいてしっかりていねいで、とてもよく練習しているのが伝わってきた。ギターの人はね、シャムシェイドのギターDAITAを思い出させるダンスギタリスト&ヘンタイギタリストでよかったよー。心に残ったよ。

そのあとは、まったく収穫なし。見るものすべて、音が重くて聴いているだけで、疲れてしまった。たいして踊ってもないのに、あのぐったり感はなんだったんだろう。やっぱり年齢とともに体に合うリズム、テンポ、心地よさがあるんだろうね。31歳でヘビーな重低音のガオガオ系はこたえた。

ところが一番最後、この間見た映画『BANDAGE』に出ていた金子ノブアキ君の影響でRIZEを見たい!と思って、RIZEはきっとあまり好みではないであろう彼氏と314君と3人で見たのだけれど、これが圧倒的に一番よかった。

ここでよくわかったのは、とにかくビジュアルは大切!ということ。ロックでもパンクでも音楽もそりゃね大切だけど、観客として、しかも女子として、キャーと胸の奥をかきたてる要素としてビジュアルというのはとても高濃度なエレメントなんですよ。いや、女子だけじゃないよね。314氏もこの意見には賛同してくれたし。この日のアクトでRIZEはかなりよかったって言ってたもんね。

JESSIEはどうでもよくて、ノブアキ君が見たかっただけなのに、ライブを堪能してしまったあとは、JESSIEもカッコイー、ノブアキ君もカッコイイー、KENKENもかっこいー、音楽も、言ってることも、英語と日本語ミックスも、いいじゃないの、かっこいいじゃないのと、ドキドキキュンキュンですよ。この単純な私の心に自分でも、ほんと笑っちゃう(笑)。

ライブが明けて次の日(つまり今日)、早速仕事中にRIZEについて、そしてメンバー個人についてググりまくる。そしてKENKENがノブアキ君の実の弟だと知って驚く!
ジェシーが既婚者&子持ちだと知って驚く!
ジェシーが「カイキゲッショク」なるバンドにも参加していてちょっとショック!
ノブアキ君とKENKENのお母さんが下北で今でも歌手をしていると知って驚く!
KENKENがツイッターで彼女をフツーに募集していて、驚く!

……とまぁ、こんな具合でした。

2日目。

これはまたライブの始まりとしては面白い幕開けでした。というのは、137氏の家に泊まり、家族+314君+私御一行さまで、ライブ会場の近所のカプリチョーザでランチをしてから、デビロックに行くという、ヘンな感じ。でもランチは楽しかった。記念写真も撮ったし(笑)。

4時スタートの東京スカイパラダイス・オーケストラと、そのあとSpecial Othersを見て、この日は満足。Orange Rangeはイマイチぴんとこなかった。世代が若すぎるのでしょう。イシンデンシンも歌ってくれなかったし。ってか、Orange Rangeはボーカルが3人もいるのに、誰も楽器もやらないし、ダンスもしないのね。歌だけ専門にやっている人がロックバンドに3人もいてどーすんだ!?って感じでしたよ。せめてもっとコーラスちっくにハモルとか、踊るとか、エンタメを強化したほうがいいなと思いました。

おまけ:スカパラを見ながらキョーレツに思ったこと。
えー、スカパラはここ最近見すぎなので、少し休憩したほうがいいなと思いました。感動が薄れてきている。見すぎもよくないね。で、音楽にイマイチのめりこめなくて、結構真剣なことを考えちゃってました。ほんと、笑っちゃうけど、なんでこんなライブの真っ最中に考えごととか始まっちゃうんだろうね。でも、よく考えられた。
何を考えたかというと、私が真剣に英語を研究しようとしたら、何をテーマにするだろうかということ。世の中には英語の学習本があふれているけれども、そのほとんどが「やりなおしの英語」とか「中学英語で会話ができる」とか、とにかく入門編レベルから初級編の学習本が多い。でも実際にしっかり英語を根気強く勉強したいと思っている人って、もっとレベル高いと思う。英語は一度できるようになって、はいそれで終わりってもんじゃなくて、自分でそのレベルを維持するために根気強く粘って学習し続けるもの。国際コミュニケーションとか、英語が公用語とか、英語をもっと磨きたいと思っているひとたちは、英語を学ぶことについてはそれなりに自分で編み出した、自分に合う方法をもう知っているんだよね。でも学習を続けるのは、「ネイティブ」に近づくため。話せるし、コミュニケーションもとれるけど、でも満足できない人たちが大勢いるのは、「ネイティブ」レベルを追及したいから、なんだと思うんだよね。そして、私のいる出版社なんかでは気がついてもらえないんだけれども、英語学習の素材を売る良質なマーケットはそこにあるんだと思うんだよね。だから、よりネイティブを目指すための学習法なり、脳科学なり、よくわからないけど、それをテーマに勉強してみたいなと思うわけでありますよ。
こんなことをスカパラで考えておりました。ヘンだよねー(笑)。