The Sting (1974)
 4.4点
Sting⇒(俗)おとり捜査、(人を)だます。
たしかにタイトル通りの映画。私はギャンブル三昧で、戦いの場と言えばまずカジノしか出てこないような映画だと思っていたら、それは間違いでした。ゲームでズルをするプロが主役の話だけれども、ギャンブルにも色々あって(ポーカーと競馬だった)、しかもその色々ギャンブルはどちらかというとサイドアイテム。(ポーカーならポーカーばかりやってる人の話だと想定していたので。)。警察とマフィアと詐欺師(ココでは仕事人というのか。)が、ぐるぐるぐると裏をかきまわって騙し合いの捜査ってわけだ。私の事前予測はどうでもいいけど、個人の感想としては大切だからね、一応記録しておいた。
映画の話よりも音楽はちゃんと聴いたことあったし、前から知ってたな。音楽有名だもんね。なんかおっちょこちょいなピエロみたいな音楽。ピアノで、こんな音楽聴いてたら本当に悪いことが(盗みとか殺しとかそういう類の犯罪・・・)、ちょっとしたワルレベルのものに感じられちゃうような気分になっちゃうよね。だからこの音楽はすごい!調べてみたら音楽担当のMarvin Hamlichさんはかなり多数の有名作品を手が得ていらっしゃる。要チェック!そしてもっとびっくりしたのが(こんなの通の間では常識なのだろうけど)衣装担当がEdith Headおばさんだってこと。彼女のことは私もどこで知ったのか忘れちゃったけど、なんか映画界で衣装で有名なおばちゃん、しかも写真を見たら二度と忘れない奇抜な外見で記憶に残っていた。だって、「ローマの休日」「サンセット大通り」他にもヒッチコック作品多数の衣装やってらっしゃるからねー。覚えておかなくては。そう、映画の中でフッカーがセビロ(スーツ)の襟までトレンチコートみたいにUPしているのが印象的だった。部屋の中に入ると右前と左前の襟下(ボタンがついているあたり)をグイっといっかい引っ張ってそのUPしてあるところを正常なスタイルに戻すよね。あれは流行したのかしら、キニナルキニナル。あとブラピはやっぱりロバートレッドフォードに似ている。特になにか悪いことをして、それが成功した瞬間のニヤリとした、歯がキラリと光りそうな瞬間の顔が超似ている!一番似ている。ゼッタイに!
なんとフッカーとロネガンが一番最初に出会うダイナーは「Back To The Future」でマクフライが彼の父に会ったダイナーと同じレストランらしい!!(UniversalStudioのすぐ裏にあるんだって!)
ちなみに83年に製作されている「The Sting2」ってのはどうなんだろうか?出演者は全く違うみたいだけど。

http://www.geocities.co.jp/hollywood/5710/e-head.html
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The Sting (1973) - IMDb