東京都現代美術館:「ネオ・トロピカリア ブラジルの創造力」
ココとてもいい感じ。平日の昼間だからかな。人も少は少なめ。でもちょうどいい感じのカップルさんとか外国の方々とかちょこちょこいたりして、敷地も広々しているし、建物の中もとっても気持ちがいいし(空間あります、って感じ)、周りの木場公園も大きくてのんびりしている。半日くらいで全部見れるか、と思っていたら大間違い。丸一日ゆっくり来ないとだめだね。

  • Marepe(マレッペ)
    いいなと思ったのを忘れないうちにメモしておこう。でも今日はもう眠いから一個だけにしておこう。確かタイトルは「甘い空」みたいの。
    http://www.culturebase.net/artist.php?1101


(2008/12/26追加)
昨日は眠くて寝ちゃったけど少しでも興奮の冷めないうちにもうちょっと書いておこう。まだ気になったアーティストの人いる。そりゃ全部の作品が気になるし素晴らしいのだけどその中でも特に気に入ったもの。

  • Rivane Neuenshwander(リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー)

映像の作品が多いらしい。私が見たのはシャボン玉がゆーくっりと開いて結んでみたいにくっついてはなれて、プルプルして動いている映像。このプルプルのゆーくりした感じが気持ちがいいです。でもその後に見た蟻んこが円形のカラーチップみたいのを持ち上げて、森林の中をせっせと運んでいく映像がおもしろかったー。ところどころで音が入るんだけど、おもちゃみたいなピコピコした音で時計がチクタクなるみたいなんだよね。蟻んこが頑張ってカラーチップを運んでいくのと重ねて見ていると、なんだかとてもかわいらしい気分になります。何も不可能な映像でもないし、難しい映像でもないんだけど、そこがいいところ。多分ねー、もっと昔の私だったら「こんなの誰だってできるじゃん!」って蹴散らしてたよね、でも今はこれに気がついてちゃんと作品にしているっていうその努力と事実に感嘆でございます。出来てるもの見てから「出来るじゃん!」じゃ、全然ダメだよね。それを「気がつく」「考える」っていうステップが大事なんだよねー。アーティストってやっぱりスゴイんだ。
あとちょっと嬉しかったのは、(当たり前なのかもしれないけど)今回この展示で見た作品は簡単にネットでは探せないってこと。やっぱり実物を見るっていう事に価値があるものなのよね。それが分かっただけでもとても嬉しい。でも一個だけリヴァーニさんの作品見つけた。これは展示会では見れなかったよね。今度はどっかで実物見れたらいいです。