戦う哲学者のウィーン愛憎(角川文庫) 中島 義道著

一旦始めたことは、多少の不安が残ってもつき進むこと。けっして引き返してはならないこと。先の教訓をもとに、私はあえてこうした非理性的な鉄則を自分に課することにしたのである。なぜなら、心の健康のためには、たとえ誤っていても進んでいるという感じが大事なのであり、実利的に見てもデカルトの言うように森の中で迷子になったら、あちこち歩きまわらずに一つの方向を見据えてつき進むのがよいからである。

いいこと言うねー、だって (I agree)
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