The Sweetest Thing (2002)
邦題:クリスティーナの好きなコト

4.4点
監督: ロジャー・カンブル
製作: キャシー・コンラッド
脚本: ナンシー・M・ピメンタル
出演:キャメロン・ディアス AS クリスティーナ・ウォルターズ
クリスティナ・アップルゲイト AS コートニー・ロックリフ
セルマ・ブレア AS ジェーン・バーンズ
トーマス・ジェーン AS ピーター・ドナヒュー
 
トリフォー監督映画が4.5点で、こちらの映画が4.4点ってどういうことだ!と私も思います。でもねー、そこなんですよ、そこ、まさにそこ。この映画はThat's my thing!なんだな。だから私が楽しめた度で表しているからそういうことなんです。下品で過激ででもキュート!そこが(全員とは言わないけれど)女性に秘めた本音だったりするんだよね。ま、少し過大に演出はしているだろうけど、だからこそ面白く出来ている。キャメロンDのコメディエンヌっぷりが炸裂してます!大好きこういうの。だから好きよ、キャメロンD!
映画を見ていて私にはこの映画の中の女の子3人みたいに付き合える友達が居ないことがものすごーく悲しくなってしまったよ。女の子の、しかも20代後半でこんなオバカなノリでHangOutできる友達って最高じゃない??私も一度でいいからこんなのやってみたいわー。でもこれってAmericanの女の子にとってはそんなに夢見ることじゃないんだよね。だって私の知っているAmericaの子達ってこういう感覚を自然に身に付けているもん。その無邪気さに憧れてしまうんだよね。いいなー、いいなー。悪く言ったら、軽いだけじゃんって事なんだろうけど、でもだからこその楽しさってやっぱりあるんだよー。そしてこの映画のいいなーと思った所はかなり他の映画の小ネタがたくさん混ざっているところ。映画の至るところで「キャー、これ知ってる」みたいな昔の映画のワンポイントがよく出てきます。私のお気に入りはビートルジュース!!今度からは「開けゴマ!」じゃなくてビートルジュース3回で行きましょう。挿入歌もなかなかポップな名曲がたくさん入っていてスルーできないわよ。クリスティーナとコートニーが車のラジオから流れてくる曲でダンスしちゃうシーン、そこでピニャコラーダの歌がかかってたよね。あの曲チェックだわ。。
"ESCAPE (The Pinacolada Song)" by RupertHolmes
キャメロンの斜めがけワンショルダールック+へそだしスタイルが満載もとてもいいです。ってかほとんどそんな衣装しか着てなかったような気がします。
最近みたほかの映画だったかドラマだかでも出てきたんだけど"Classical Mistake"っていう使いまわしが気に入りました。日本語にうまく訳せないけど、"Classical"ってオバカな意味の形容詞として使うとなんかいいね。この映画の脚本家さんはもともとサウスパークの脚本も少し手伝っていたらしい。そしてこの映画はこの脚本家ナンシーのプライベートをかなり反映させたものみたいなので、すごい人がいるもんだなとびっくりするね。でもそこもちょっと嬉しいんだけど。あとまだ見ていないキャメロンの作品は何があったかな?やっぱりコメディー見た後ってると世界が明るくなるよね、素晴らしいお薬です。
映画 クリスティーナの好きなコト - allcinema
The Sweetest Thing (2002) - IMDb