PARIS - WHEN IT SIZZLES (1963)
パリで一緒に

3.8点(ゾンビのくだりはいらなかったと思う…)
制作国:アメリ
監督・制作: リチャード・クワイン
出演: ウィリアム・ホールデン
    オードリー・ヘプバーン
    トニー・カーティス
    マレーネ・ディートリッヒ
 オードリーの映画はほぼ見たと思っていたけれど、これは見ていなかった……だから今回初めてみた映画。まだDVDに焼いていなくて、PCのハードディスクにコピーしたままになっている、比較的新しい映画をみようかなーとも思ったんだけど、新しい映画の中には今みたい気分のものがなくて、昔焼いたDVDリストを漁っていたらコレがでてきたからたまたま見てみた。んー、そうそう、どちらかというとしっとりでうるさくないヨーロッパ系の映画が見たかったんだよね。9月の頭、夏が後退していくこのタイミングで、なんだかそんな感じ。映画はしっとりではなく、結構なドタバタコメディですっごくおもしろかったんだけど、予想していたヨーロッパタイプの映画ではなかったねー、…ってか見終わって調べてみたらズバリ、アメリカ映画だったし(笑)。見ていて途中で「あれー?おかしいなー。なんかアメリカっぽい展開だなー」って思ったもん。細かいところで気になった箇所もいっぱいあって全部メモしたんだけど、今日は寝ないと明日起きれなくなっちゃうので、細かいところはまた今度書くことにして、今日どうしても残しておきたいことだけ書いておこ。
 この映画の監督リチャード・クワイン、かなりいい。この人が関わっているほかの映画もかなり好みなものが多い。ビリー・ワイルダー的な要素あり。で、この監督の映画に良く出ている俳優が(この映画にも出ている)トニー・カーティス。まつげがビュンビュンで、エルビス・プレスリーをコメディアンにしたみたいな人ね、この映画では警官Bで、最後に警官Aに昇格したひと、モリスじゃなくてフィリップの人。で、この人の家系を調べていたら、なんと娘がジェイミー・リー・カーティス!!オオ!聞いたことあるあるあるある・・・・誰だっけなー、すっごいひっかかるなーと思って探したら、ははーん、分かった。それこそ大好きな「マイ・ガール」でヒッピーな美容師やってた人だね。「大逆転」や「トゥルーライズ」にも出てるね。そっか、そっかー、なるほどねー。ちょうどさっき「マイ・ガール」のトレイラー見つけてみたところだったから、なんだか嬉しくなっちゃって、超些細なことなんだけど(笑)、書いておきたかったのよねー。
 こんなことがいちいち面白いんだもんねー、しょうがないよねー。
 「パリで一緒に」超傑作でした。ぜんぜん今までの話とつじつまが合わないけど、この映画は大好きです。