NINE (2009)
2点
監督・振付:ロブ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ=ルイスマリオン・コティヤールペネロペ・クルスジュディ・デンチケイト・ハドソンニコール・キッドマンソフィア・ローレンファーギー

しまった……。新年早々に騙されてしまった感がたっぷり。この映画が公開されるときに、出演者を見て、「ウワォ!必見」と思ったのよね。だって、これだけ大御所の女優さんが出演していて、ポスターとかでも全員の露出度が均等だったから、みんながそれなりに大きな役を持っていて、うまく絡むストーリーなんだろうと思っていたのに、大間違いでした。全然みんな絡みがないの。

主人公である映画のディレクター・グイド(ダニエル・デイ=ルイス)とそれぞれの女性の絡みのシーンばかりで、女同士がいっしょに交わるシーンはほぼなし。誰だって、この出演陣を見たら、女性同士のやりとりが見どころだと思うんじゃないかなー。私もそうだったからかなり残念。これで心に何かが残るようなストーリーだったらもうちょっと点数もアップしてもよかったんだけど、そういった感銘が得られるポイントもなかったんだよね。

だから、感想としては、こういう女優さんを集めて何かやってみたかった、という製作側のもくろみにまんまとハマってしまったというくやしさにつきます。でも驚きや発見になるシーンも結構あったよ。
ペネロペちゃんのストリップ衣装はすごくすてき。ボディもすてき。小悪魔感たっぷり。メロメロになる。
マリオン・コティヤールって今までまったく注目していなかったけど、とてもかわいい人。パリ出身の女優さんで『インセプション』『パブリック・エネミーズ』などに出てるんだね。ケイト・ハドソンはやっぱりこの出演者に並ぶとちょっと幼い雰囲気が目立ってしまう感じがあったな。でもロングブーツはいて、キラキラゴージャスライトの下であれだけ踊るとはよくやったと思います。ニコール・キッドマンに関しては、キレイはもちろんなんだけど、もうちょっと出演してほしかったな、という気が。出演者として彼女の名前を入れたかっただけなのでは、と思ってしまう感じすらしてしまったよ。

最後にダニエル・デイ=ルイス。映画を見ているときは、なんとも思わなかったけれど、他の画像を探してみたら、なんととてもオシャレでイケイケな感じのおじさまであることが発覚。かっこいい! 白黒の写真は『ラスト・オブ・モヒカン』の時のものかな。








ソフィア・ローレンに関してはこの映画を見るべし!Grumpier Old Men