The Social Network (2010)
4.5点
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演: ジェシー・アイゼンバーグ as マーク・ザッカーバーグアンドリュー・ガーフィールド as エドゥアルド・サベリン、ジャスティン・ティンバーレイク as ショーン・パーカー

おもしろかったー! 正直、もう一回見たい!  監督がどうのとか役者がどうのとかどうでもよくて、とにかくマーク・ザッカーバーグへの興味がものすごく湧いた。ずるいし、裏切りものなのかもしれないけれど、でもこうやって人の気を引きつける人のパワーってすごいな。
私は「オタク」「ボンクラ」、いわゆるイケメン軍団ではない人たちに憧れるところがある。私自身が同じようなところにいる女子だからかもしれないけれど、モテない男子が「モテる」ために頑張るのっていいことだと思う。それにしてもなんであんなにプログラミングができるんだろうね。すごいなー(かなり深く感心してしまった)。確かこの映画は本人に了承を得て映画化したものではなくて、まわりの人たちの話をつなげて映画にしたものだって聞いたことがある。ってことは、もしかすると真実とは違うところもあるのかもしれない。だから映画の中で起きたことについてはなんとも言えないけれど、でも100%真実でないとしても、マーク君が実際にプログラミングをしてFacebookを作ったわけだし、それに多額の資金を投資しようとした企業や起業家がいたのは本当でしょう。

人としてひどいことをしてしまったということは、マーク君だけにじゃなくて、他にも同じ体験をしている人はたーっくさんいるはず。それが億万長者になってしまったマーク君だから、こうやって大げさに取り上げられて、話にもなってしまうわけなんだけど、でもそれはほんの一部であって、映画の見どころや伝えたいところではないと、私は思うな。実際映画を見てみて、「ひどい奴」だとは思わなかったもん。誰だってあるよ、それくらいのずるさは。だからそこには触れないでおこう。その代わり、ほかの人にはない彼の技術と、洋服や格好なんかどうでもいいというボンクラさと、やっぱりひとりの女の子のことが忘れられないという切なさがあって、そこがすごくカッコよかったな。

ココに本人がこの映画について語っている記事がありました)コレを読むと、映画は本当のストーリーから随分脚色されたものなんだってことがわかるね。Facebookを作っているときから、ずっと同じ彼女といっしょに居る見たいだね。

ハーバード大学ってどんなところなんだろう。ものすごく興味が出てきてしまった。お金持ちばかりだろうから、私なんか相手にもされないだろうけど、ちょっと忍びこむくらいしてみたいわ。


ち、な、みにマーク君を演じているジェシー・アイゼンバーグは『アドベンチャーランドへようこそ』の男の子だよ。
この映画も大好き!ほんと好き!