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(500) days of summer (2009)
4点
監督:マーク・ウェブ
脚本:スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
音楽:マイケル・ダナ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット (トム)、ゾーイ・デシャネル(サマー)、クロエ・グレース・モレッツ(レイチェル)
Hi. Everyone, I’m Summer, who is having ‘after-summer’ for real life. Do you know what I mean?
ということで、恐ろしいほどmy life real storyとかぶりすぎていてびっくり仰天映画でした。Summerのストーリーが私の経験そのものとかぶりすぎなのです。イコール私はとんでもない女なのでございますが、現在はSummer改めAutumとして毎日をhappyに過ごしています。
ストーリーももちろんのこと、名前もSummerって……。私のなまえ(ナツキ)とかぶっている。Oh,no! って別に悲しいわけじゃないんだけど、この偶然っぷりにびっくりなのですよ、ホントに。
私とSummerの相違点
・ポニーテールはしているが、私には前髪がない。
・私はオフィスでいきなりキスしたりしない(笑)。
まぁさて、私の過去はleaveしておき、映画そのものの感想はまず、トムからの視点でしか心理的描写がないので、恋愛映画としては非常に偏っているよね。でも、それがこの映画を作品として盛り上げているところなので、これはこういうもんだととらえるしかない。そしてその偏っているアンバランスさが、映画としてのパッケージとしてうまく機能しているんだよね。不思議ちゃんに恋をしてしまった、かわいそうなトム君という構図は、Summerの内面を切り離さないと描けない。
ただ、私は女性だからどうしてもSummerの気持ちが分かってしまうんだけど、SummerにはSummerなりの複雑な事情があったんだよ。微妙にSummerの気持ちが映画の中にも登場するけれど、『卒業』をふたりで見に行ったりするのは、明らかにその気持ちのリフレクト。
この映画の後のSummerがどうしたのかが知りたいワ。
この映画に関しては、あまりにも自分にとってのインパクトがありすぎたので、感想はこれくらい。
偶然ということでもう一つあげておきたいのは、トム君がSummerと一晩を過ごした次の日に公園でダンスしちゃうシーン。ひとつ前の記事に書いた「モテキ」の映画の森山未來くんのダンスシーンの元ネタだったんだね。あー、びっくりした。