A Bronx Tale (1993)

4.5点
監督:ロバート・デ・ニーロ
脚本:チャズ・パルミンテリ(サニー役)
出演:ロバート・デ・ニーロチャズ・パルミンテリ、リロ・ブランカトー(17歳)、フランシス・キャプラ(9歳)

まず、サントラを買うべき! 久しぶりに自分のツボにはまりそうな曲がたっぷりの映画に出会った。まさかイタリア移民のブロンクスストリートの映画でこんなにマッチする曲がたっぷりの映画があるとは知らなかった。すすめられて観てみたんだけど、視線が大人ではなく子どもからティーンエイジャーの男の子だからとても見やすいし、大人の事情も子ども目線の範囲で描かれているのでいろんな点で共感しやすかった。NY、イタリア移民、マフィアと聞いたらもう殺し屋系の恐いストーリーとしか想定してなかったんだけれどそれは大間違い。街角にいるサニーというマフィアに憧れていた男の子が成長していく話。8歳のときにサニーの殺人罪をかばってから、サニーにかわいがられるようになり、愛情たくさんの両親をちょっとずつ裏切りながら(内緒で)、サニーの仲間になっていく男の子。悪気はなく、子どもとしての単なる憧れからサニーと親しくなっていく。このあたりの描写がとてもイイ。親にいくらダメと言われても、子どもはそう簡単に親のいいなりにはならないんだよ、というのがよく描けている。
サニーは成長してティーンエイジャーに。このとき役者の男の子が代わって、本当にデニローにそっくりの若い青年になるの。本当に似てるの、そしてスウィートフェイスなの。
それも、デニーロがNYのビーチで声をかけてスカウトした子どもだっていうからびっくりだよね。格好良くて、この映画の後にも有名な作品に何本か出演していたみたいだから、うまく役者の道を歩んできていたのに、さっきwikiで調べたら、なんと殺人罪で投獄されていた……。なんたること、、、、。やだねー。もっと若いときの子役を演じていたフランシス・キャプラ君。彼も画像で見たら、観た目がとぉっても恐いの。でも、彼は警察沙汰の噂はなく、順調に映画やドラマの作品に出演しているみたい。がんばってねー。