2003年に日テレで放送されていたドラマ。友だちに教えてもらうまで知らなかったんだけど、「『かもめ食堂』とかの前身のドラマなんだよ」と聞いて、見てみたくなりさっそくレンタルしてみました。

おもしろい! ザ、日本のドラマ。

というか、私が好きな日本のドラマのテイストはこの路線なんだよね。ハピネス三茶という下宿に住む4人の女性(浅丘ルリ子ともさかりえ小林聡美、市川美日子)を描くどこか心が和むテイストがもりだくさんのストーリー。仕事も年齢も性格もまったく異なる女4人が、それぞれの生活やプライベートをやりくりしながらも、ひとつ屋根の下で暮らすという設定。この設定だけではどこにでもある話かもしれないけれど、その演出と舞台設定がすごくいいんだよね。建物も町並みも古臭い空気が常に漂っていて、ハピネス三茶の建物に関しては「古きよき日本」のよさがたまらない。それでいて、4人のファッションがすごく際立っていてかわいいの。





このドラマにはまった人の間では有名なんだと思うんだけど、安野とも子さんという有名なスタイリストさんが手がけているんだって。確かにかわいい!
※安野さんについてはこちらのブログで読ませていただきました。

それまで、市川実日子ちゃんってよく知らなかったんだけど、このドラマを見ていっきに大好きになっちゃったよ。お姉ちゃんの美和子さんより好きだな。お姉さんの方もよくしらなかったんだけど。このドラマのゆかちゃん役が本当によくはまってると思う。

それから、テーマソングは大塚愛の「桃の花びら」という曲。大塚愛も全然聞いたことなかったんだけど、この曲だけはドラマの影響もあって頭に残るようになっちゃったよ。これがデビュー曲だったんだね。びっくり。「さくらんぼ」かと思ってたよ。

あと、もたいまさこの「帰ってちょうだい」でしょ。逃亡者役の小泉今日子(なぜかゲスト出演!?)でしょ。婦人警官の片桐はいりさんでしょ。高橋克美さんもいい感じのおっちゃんでさー、もうこころ和んでしまって仕方がないのですよ。
あきちゃん(このドラマを教えてくれた友だち)が「ちゃんと見てなくてもテレビで一日流していたい」と言ってた意味がよくわかるよ。
あきちゃん、こんないいドラマを教えてくれてありがとう!