FLOWERS (2010)

2点(ツッコミどころポイントでプラス1点)

特別協賛:資生堂
監督:小泉徳宏
出演:蒼井優 凜(1936年)
鈴木京香 奏(2009年)
竹内結子 薫(1964年)
田中麗奈 翠(1969年)
仲間由紀恵 慧(1977年)
広末涼子 佳(2009年)
大沢たかお
井ノ原快彦
河本準一

我が家のおばあちゃん、ウメばあちゃんの葬式が終わって、母、妹、私、私の彼(女3人男一人)で鑑賞。なんかみんなで映画見るのなんていいかもなー、なんて思っていたら妹が持ってきた。ばあちゃんの葬式はもちろん悲しかったけれど、みんなに愛されていたばあちゃんの人柄がとてもよく伝わる、いい意味で笑顔にも満ちたお葬式だった。お母さんのトンチンカンな行動とか、みんな自分が大好きすぎて人の言うこときかない性格とか、なんかもういろんなことがおかしくて、それをさらに刻むためにも個人的には伊丹十三監督の『お葬式』が見たかったのだけれど、ま、今回はこの映画でということで。

感想。ものすごい資生堂圧力を感じる。映画というかね、ブランド戦略のCM(シャンプーリンスの椿)の一環だね。ストーリーはほぼ一環したものがないし、一流の女流だけ集めて、先に企画だけたっていて、ストーリーは後付けみたいな感じ。

でもね、それでもね、昭和11年から現代(2010年)まで一家3代の女性を描くということで、葬式、結婚、出産、などなどが盛り込まれていて、特に葬式のシーンは今日の葬式と重なるところがあったりして、いい話のネタにはなりました。正直、一人だったら見るのはツライねー、とみんなで言ってた。でもみんなで「あーだ、こーだ」のツッコミを入れながら見れたから、結構盛り上がったかも(笑)。お母さんは脱落してたけど……。葬式で活躍してたからね、相当疲れてたんだよね。この映画は何が言いたかったんだろうねー、そればかりが気になるけれど、日本の出生率でも上げようとしてるのかね。そんなコンセプトのひとつでもあれば、立派なもんだと思うけど。どうなんでしょうかねー。

私は田中麗奈ちゃんが一番好きだったな。イノッチと河本さんには笑わせてもらいました。男性の扱いはひどい映画だわよね。

そうそう、田中麗奈ちゃんと河本が一杯のんでるバー。あれは新橋のBRICKだよね、きっと。