「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート コリン・ジョイス 2006

仕事の資料集めの一環として読んでみた。外国人からみたニッポンという視点を集めていたのだけれど、日本の伝統文化、観光地、寿司とか納豆の話ばかりの本ばかり多くて、しっかり生活に密着した「なんで?」を書いてある本がなかったので、困っていたのだけれど、この本は著者という視点から見える日本の枠組みが見えるようで、非常に参考になった。

確かに「勝負パンツ」なんて英語にはないことばだよね。それから「おニュー」もnewしか知らない外国人にとって、それに敬語である「お」をトッピングして使うなんて、ヘンな感じだよね。でもそういう文化の不思議が面白いのね。

著者のコリン・ジョイスさんは新聞記者。ニューズウィーク日本語版でStranger in Englandという記事を書いている。これも面白いよ。

そういえば、昨日書店で『イギリス人が見たアメリカ』というような(ゼンゼン違うかも)タイトルの邦題がつけられた洋書を見かけて読んでみたいと思いました。今、ネットで検索してみたのだけれど、ヒットなかった。残念。

なんかさー、書店で一度見てから買いたいと思って、書店まで時間をかけて足を運ぶわりに欲しい本はいつも置いてなくてがっかりするんだよね。だから、「ああ、やっぱり最初からAmazonで買っちゃえばよかった」と思うんだけど、でも今日みたいに書店で見かけた本をいざネットで探そうと思うと見つからなかったりするんだよね。もぉ、世の中便利になってるんだか、不便になってるんだか……。なるべく書店に行って、書店で買いたいと思っているんだけど、書店員さんの知識もあまりなくてさ、時間も結構かかってさ、無駄足だったなっていうことよくあるから、書店もっと頑張ってほしいよ。店員さん、しっかりして頑張って。

ちなみに昨日横浜の大型書店でミシュランのジャパンガイド英語版ありますか、と店員さんに聞いてみたら、「ミシュランのガイドですね。どのようなものでしょうか?」と聞かれて、日本文化紹介するガイド本の棚の近くにいた店員さんに聞いたのに、「ミシュランガイドを知らないの?」って感じでびっくりしたよ。目の前にパソコンあって、検索機あるのに、一生懸命棚を探して、「ここになければありません」と言われちゃったもんね。ああ、時間がもったいなかった。