lucky you (2007)
3点 
監督: カーティス・ハンソン
脚本:エリック・ロス
出演:エリック・バナ as ハック・チーバー
   ドリュー・バリモア as ビリー・オファー
   ロバート・デュヴァル as LC・チーバー
   ロバート・ダウニー・Jr as 電話男

監督が「In her shoes」「8Mile」のカーティス・ハンソンということと、ドリュー・バリモア出演という理由で借りてみました。それから昔見た「ラウンダーズ」(マット・デイモン主演)っていうギャンブル映画がとても好きなので、それもちょっと意識したのもあるかな。舞台はラスベガス。男はポーカープレーヤー。その父もポーカープレヤー。息子であるハックもかなりの凄腕なんだけど、でもやっぱり父にはかなわない。そんな父を悔しくも思いつつ、でもやっぱり親としての思いもぬぐいきれず…とう感じでポーカーゲームに関する話は進んでく。それと同時にハックとドリュー・バリモア演じるビリーの恋愛も進行するんだけど、ギャンブル映画にしては、この恋愛ストーリーの部分がとっても緩やかで気持ちがいいね。ドリューの笑顔が優しいのよね。だからとってもおっとりとした素直な恋愛なんだよね。相手はギャンブラーなので、ある意味ちょっと危険人物なんだけど、それは全然感じさせずにラブな部分は運ばれるんだよね。それがこの映画いいところかな。でもギャンブルにもラブにも焦点が絞りきれていないのでいまいち決定的な色づけができないのが欠点だよね。ハック役のエリック・バナは、私の中では「ミュンヘン」のイメージが強すぎて、この映画の中でもちょっとまだ違和感があったわ。まだ「ミュンヘン」の人って感じがしてしまう。
めちゃくちゃ個人的な感想として、やっぱり女性のアイテムとして「ハイヒール」っていいね。ベッドの横に転がってるハイヒールがなんだかとっても何かを主張していて心にグっときてしまいました。(最近靴に関するエピソードが自分の中にいろいろあったので。偶然にもそんなことを思ってしまった。これはいいこと。)
そして、超チョイ役でロバート・ダウニーJrが出ている!好きんなんだよねー、この人。私がこの人を気になり始めたのは「アイアンマン」からなので、とっても最近なんだけど、「サンキュースモーキング」とかでもなんでこんなチョイ役やってんだ!?っていう意味の分からない所がおもしろい。そしてかっこいいと思います。この映画では電話をしているだけのビジネスマンでちょろっとでてきていました。感想の締めとしては、ラスベガスに行きたいです。

Lucky You (2007) - IMDb
映画 ラッキー・ユー - allcinema