The Ramen Girl(2008)
3.8点
監督: ロバート・アラン・アッカーマン
製作: ロバート・アラン・アッカーマン
   ブリタニー・マーフィ、 スチュワート・ホール、奈良橋陽子
出演: ブリタニー・マーフィ as アビー
   西田敏行 マエズミ、余貴美子 レイコ
   パク・ソヒ as トシ・イワモト


 

面白いよー。いいとこ、悪いとこ、そりゃあるけれど、でも私は楽しめちゃったので○。こういう映画はね、映画としてウンヌンということ言っちゃダメよ。(そりゃ日本人からしてみたらそりゃないだろー、っていうポイントはいっぱいあるんだけど…)でも堅いこと言わないで、笑ってよって感じ。ブリタニー・マーフィがこれに出てくれたのは良かったよー、相変わらずB級映画の(それこそ)女神でいて欲しいです。それにしても本当にかわいい。ハリウッド映画ではあるけれど、スタッフとしては日本人の方が多いのね。製作として関わっている奈良橋陽子さんは個人的にチェックです。ラーメンの見せ方、TOKYOの見せ方、それこそ日本の見せ方、日本人スピリットの見せ方、ね、確かに至らないところは多いし、間違っていることも多いけど、でもそんなの「正しい」とか「正解」とかあるもんじゃないから、あまり細かいこと言わなくていいよね。
西田敏行あんぽんたん外人ギャルに憤慨しているところとか、そうなるだろうと分かっている展開なんだけど、でもやっぱり笑ってしまった。私の場合、なんかそれがそのまま過ぎて嬉しくて涙して笑ってしまったタイプ(笑)。あと、アビーと恋をする男性を演じているパク・ソヒさん?彼は日系韓国人なのかな?一応、英語が話せる日本人ということになっているけど、彼の英語はいかにも日本人が話す英語って感じだったねー。ハリウッド映画なんだから、英語がもうちょっとペラペラな役者が出てくるかなーと思ったけど、日本人が話す英語をちゃんと使ったのはいいことだと思います。
そして、最近は外人がしゃべる英語に浸っている時間が長いので、あらためて日本人が話す英語って聞きづらいっていうことが分かったよ。ちゃんとしゃべれてるんだけど、やっぱり発音の壁が大きいんだろうね。私も自分が話すと同じだからあまり強くは言えないけど、でも聞く立場で聞いてみると、ムム?と思ってしまいました。こういうのが客観的に体験できたのはよかったわ。
客観的といえば、外国人はこの映画をどう思っているんだろうと思って、外国人の書いているレビューを探していたら、こんなのを見つけてしまった。ココ。日本に住んでいる外国人の人が早稲田エリア・新宿エリアのラーメンについて語っているブログです。英語で書いてあるから英語の勉強にもなるし、面白いです。
アメリカに住んでいる、西田敏行が大好きなおばちゃんに早くこの映画を送ってあげなきゃ!
映画 ラーメンガール - allcinema
Râmengâlu (2008) - IMDb