Adventureland (2009)
5点
Director and Writer :Greg Mottola
主演:Jesse Eisenberg、Kristen Stewart、Kelsey Ford、Matt Bush  

私の息を吹き返してくれた。そうそう、これでしょ、私は自分が好き、自分が好きなものがすごく好き、私が好きなものはコレ、この感じだ、ってことをremindさせらた。できることならこの「切ない」ワールドに閉じ込められたいよ。「切ない」って感覚がちょっと鈍くなっていたんだけど、久しぶりのそれを感じて「ああ、生きててよかった」くらいに思ってしまいました(大げさだけど、ホントホント)。そういう自分にとってものすごく大きく感じるキモチってあるよね。そんなキモチ。久しぶり。やっぱり私はコレが好きなんだな。

この映画で流した涙をタッパーに入れてとっておきたい。
それくらい貴重な何かを感じました。Specially for me, for now, for this day.

久しぶりの青春映画だったし、クリスティン・スチュワートちゃんはますます好みだし、ひとりで映画を存分に味わえる私の廊下映画シアターで見たってこともあって、オープンニングから盛り上がりすぎちゃって、配給会社のMIRA MAXの文字が出てくる前のNYの映像に音楽が入っているシーンだけで、ズーーーーンと来ちゃったもんね(笑)

アメリカもの青春映画大好きできっとたくさん見ているほうだと思うんだけど、この映画が特によかったのは、みんな大学院生とかなんだよね、高校生じゃなくてさ。だからお酒を飲んだり、将来のこととか(高校生よりは)建設的に考えていたりして、今の自分でもリアルに共感できるシチュエーションなんだよね。遊園地の前で仕事(バイトだけど)帰りにタマって、ちょっとみんなでワルなノリでいるのとか、私いまだに憧れるし、そういうのあってもいいと思うもん。ってか楽しいじゃん、それ、大人になっても。その感覚KEEP大切ね。JamesとEmilyの恋愛も、周りとの関係とか、過去の過ちとかあって、決してシンプルじゃないところがいいです。そこが切ない(私も大人になったもんだ)。Emilyのことわかる、すごくわかる。

最後にさEmilyの部屋のタンスから「Game, Game Game Game」のTシャツ出てくるの、よかったわー。フワワワワと嬉しくてどっか飛んでいっちゃいそうだった。
1987年という設定。ってことは私は7歳だったのか。でも私の思い出の中にある要素も、本とかカセットとかの貸し借りだから、そこが繋がってて嬉しい。リンクを送って「これいいよ」って教えてあげるのもいいけどさ、やっぱりカセットとか本とかいちばんだよね。

映画の最初のほうの会話で「We're living in the Adventureland, Men」っていうのがあったけど、そうだよね。Adventureよ。何があってもおかしくないよね。だから面白いんじゃん。
Tsutayaで借りたDVD焼けなかったから、Amazonで買っておこう。欲しい、これ。また見たい。


Emily見て、前髪パッツンより、ワンレグがいいなと思った。髪の毛ぬれて、大きなTシャツ一枚でプールからでてくるのとってもキュート!! フジビタイのオデコやだ。