Clue (1985)
邦題:殺人ゲームへの招待
4.3点
監督:ジョナサン・リン
出演:レスリー・アン・ウォーレン ミス・スカーレット
   ティム・カリー ワーズワース
  アイリーン・ブレナン ミセス・ピーコック
  マデリーン・カーン ミセス・ホワイト
   クリストファー・ロイド プラム教授
  マイケル・マッキーン ミスター・グリーン
  コリーン・キャンプ イベット
   マーティン・マル マスタード大佐
   リー・ヴィング ミスター・ボディ


昨日は映画を2本も見た!特に見たいものがあったわけじゃないんだけど、家で家族で見れるもので何かないかしらと近所のツタヤをサーチしていたら、「TSUTAYA店長のオススメ」コーナーがあって、そこにこの映画があったのよね。他にもいろいろと店長オススメシリーズが並んでいたのをみて、これは結構いい感じ(=私の好み……)と一瞬でピンと来たのであります。これでかなり実家の近所のツタヤのポイントアップだわね。そんなに広いツタヤじゃないのに、韓国ドラマ・映画の棚に圧迫されながらも、この店長オススメ棚があるのは非常に嬉しいであります。
家でさっそく見ようとして、父親に誰が出てるの?と言われて、よくわからないけど確かクリストファー・ロイド出てるっぽいよ、と言ったら、「Ummm... じゃぁ、おもしろいぞ、きっと!」となんだか見る前から期待値が上げられてしまったんだけど、ばっちりその期待を裏切らない面白さでした。映画は『Clue』という犯人探しのボードゲームをベースにできていて、私はそのゲームの事をさっぱり知らなかった。でも案の定、父親が知ってたからいろいろと教えてくれました。しかし、未だにそれがどうやってゲームとして成り立つのかはまだ理解できていません。ま、今回は映画だったからゲームについてはまた今度詳しく見てみることにしよう。映画は1985年、……ということは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のPart1と同じ年の映画。そう思うとクリストファー・ロイドって本当にいろんなキャラのさまざまな役をこなすすごい役者よね。だってこの映画の中でクリストファー・ロイドが出てきても最初はどれだかさっぱりわからなかったもん(単純にドクのイメージが強すぎっていうのもあるんだけど)。


大きなお屋敷になぜか集められた6人の招待客。この招待客とお屋敷の執事(バトラー)と、お屋敷の主、そしてメイドとコックという登場人物の中で、殺人事件が起きていく。お屋敷からは外に出られない密室状態。それも犯人を探していく過程の中でも次々に人が殺されていく。みんな一緒にいたはずなのに、一体だれが……!? でもそれを可能にするしかけがお屋敷にはいろいろとあるんです。秘密の隠し通路とか、殺人に使う道具とか。殺人事件がメインだから暗いイメージになるかもしれないけど、これはまさにブラックコメディで笑いの部分が非常に上手に盛り込まれている。役者さんのキャラもあるだろうけど、本当に楽しんで見れるよ。
この映画にはエンディングが3通りあって、劇場で公開されたときはそれぞれの劇場でのエンディングがバラバラだったんだって。すごいね。レンタルで借りたDVDには全部のエンディングが入ってたから全部見れました。映画のストーリーだけじゃなくて、映画としてのしかけもよくできてるよね。実にナイスな映画!父親にも大好評でした!それにしても、ツタヤ店長さすがだわ!これからもいい作品どんどんレコメンドしてね!期待してるよー。


ボードゲームはこんな感じらしい。
ちなみに2011年にはリメイク版の映画ができるらしいよ〜〜。
おっと、それからもうひとつ。最後のエンディングでかかっていた曲がハッピーな感じのロックでよかったんだよね。誰だろう?また時間があるときにMEMOしよ。

もうひとつ見た映画『スラムドッグミリオネア』は明日書くことにしよう。