発達障害に気づかない大人たち 星野仁彦著


今、小学校向けの教材を作っています。そこで「特別支援学級」について話す機会があり、先生からこの本を薦められました。「大人にも結構いるのよ」って。「これを読むとよくわかるよ」って。そして「自分もそうかもしれないとあてはまることがたくさんあってびっくりするよ」って。
本当にそうでした。その症状が「障害」と判定されるレベルに達していないとしても、いくつかの項目は自分でも「わかる、わかる」とうなずけてしまうほど、身にしみる項目があったり、私の身の回りの人を考えてみても「もしかして」と頭をよぎる項目がたくさんありました。さまざまな要因があげられていて、みんな人それぞれだけど、人って強いようで弱くて、弱いようで強いのね。

エジソンピカソモーツアルトもそうだったんだって。