タイガー&ドラゴン

子どもの頃は、月曜日から日曜日までのドラマの時間帯とチャンネルが自然に頭に記憶れるくらいのドラマ好きだったのに、最近は
1) 仕事の拘束時間が長い
2) 1の理由によって、ドラマをそもそもチェックする時間がない
3) 海外ドラマへのシフト(glee, gossip girl, Gilmore girls, etc…)
4) とにかくいろんなことに興味がありすぎる!

という理由により、日本のドラマ番組を全然見てなかった。でもね、はじめに書いたように、私は親からではなく、ほぼドラマから大人の世界や、社会現象、社会問題を吸収したといっても過言ではないくらい、ドラマっ子だったのよね。それで、なにがまた日本のドラマを見ようと思ったきっかけになったかというと、「落語」。

たまたま仕事で、英語落語家の取材をすることになって、ダイアン吉日さんというイギリス人の女性に会ったんだ。ダイアンさんから落語の話や、日本の伝統芸能の話を聞いて、前から落語って気になってたけど、全然掘り下げてなかったなと思って……。
で、単純な私がまず行き着いたのがドラマ『タイガー&ドラゴン』。


これは、リアルタイムでも見ていたんだけど、すごく面白かったのを覚えていて、レンタルしてまた観てみたの。そうしたら、やっぱり、すんごくおもしろくて、見事にはまった。日本のドラマ帰ってきた。Welcome back!



とは言えど、私が子どものころはまっていたドラマはもろに80年代のトレンディドラマ。宮藤官九郎クドカン)さんのドラマ、話題になっていたのは知っていたけど、「池袋ウェストゲートパーク」を観たのも、実際に放送の5年後くらいだったからね~。いや~、気がつくのが遅いっつーか、たいてい時間が経過してそれでも生き残っているものにたどり着くっていうのが多いんだよね。でも、時間を経ても劣化しない話題性があったんだから、それは説得力あるよね。だから、いーのだ。「先見の目」やそういったものを嗅ぎつけるセンスがないことはわかっている!

みんなが面白い面白いと教えてくれたものを、たとえ時間が経ってからでも、私も面白がれる、それが経験できるだけで十分なのです!

ハ! タイトルの「タイガー&ドラゴン」の内容について全然触れていないけど、その面白さは、「観ればわかる」ということであえてノータッチ。いや、単に私に落語について語れるだけの知識がないだからなんだけど、それでも落語を知らない私のような人を、落語の世界に見事に惹きこむ、そこがすごいんだよね。また、出会えて本当によかった。

最後に、最近何か新しいものに出会ったときに感じることなんだけど、昔は単純にその作品(音楽、ドラマ、映画、など)の目に見えている部分にモーレツに惹かれてしまうところがあったんだけど、近頃はそれを仕組んでいる側の視点というかアイデアに興味を持つようになりました。私の中でこれは大きな進歩だな。

そういう意味で、そういう作り手側の意見が素直に聞けるラジオとか、Twitterとかって本当にいいツールだよね。

あとがき:と、言いつつも「タイガー&ドラゴン」で岡田君かっこいいな~と再確認し、検索しまくった結果、岡田くんがパーソナリティをつとめるJ-Wave「Growing Reed」という番組を見つけ、聞いてしまいました。笑。
しかーし、またまた素晴らしいのは、私が聞いた回のゲストが作詞家の松本隆さんで、いろいろと面白い情報がゲットできました。

富田ラボ featuring ハナレグミの「眠りの森」の作詞も松本隆さん。この曲好きなんです。

いやー、またまたいろんなことがつながってたくさんのいい出会いがあったもんだ。まだまだ続く、と、ね。
タイガー、タイガー、じれっタイガー。タイガー、タイガー、ありがタイガー。(言いたかっただけ)