うぬぼれ刑事(2010年7月〜9月)

ちょっと前に見た「タイガー&ドラゴン」に引きずられて、クドカン先生フィーバー中ということで、最近ハマっています。かなりハマっています。
始めのうちは、犯人となる女優さんの選びかたや細かいネタ、ジョークがうまいなぁなんて見ていたんだけど、ふと「好きな人のためならなんでも捨てられる」というかなり重要なメッセージが込められているということがちゃんと見えてきて、(もちろん最初からそれがこのドラマのメインテーマではあると思うんだけど、ほかの要素が面白すぎて見えなくなっちゃってたのよね)、簡単にそこをスルーしちゃいけないな、なんて思いました。クドカンさんとしては、笑ってもらえることが一番なのかもしれないけど、そんな意味ありげなメッセージもちゃんと込められていると信じております。そこに勝手に感心しちゃいました。
それにしても至るところで笑える。

・うぬぼれファイブの「ヘイヘイヘーイ」最高
・白スーツのテーマで踊るダンス最高
・犯人となる女優さんがみんないい味だしてる(特に小雪キョンキョン
西田敏行そのもの
荒川良々の見えない文字on ホワイトボード
・トゥッティフルッティー

などなど。

実はまだ全話観終わっていません。今日これから7話を見ます。

こんな面白い脚本が書ける、ストーリーがつくれる、ネタをちりばめられるってすごい才能。「面白い、楽しい、笑わせたい」という気持ちそのものは私にもあるつもりなんだけど、それをこうやって作品にできちゃうってすごいなー。
どんな幼少期をすごしてきたのかと思い、wikiしてみたら、子どものころから作文コンクールで賞を多くもらっていたとのこと。作文コンクールかぁ。習い事とかで培えるスキルじゃないもんね、作文はセンスだよね。あと想像力。

私も何かストーリーを書いてみたいと思うんだけど、私だったら何にするかな。目指すのはNHKの朝の連ドラ系のやつなんだけど。レベル高すぎかな。つーか、書いてから言うべきだわね。失礼しましたー(笑)。ちなみにクドカンさんはこの「うぬぼれ刑事」の構想に7年かけたんだって。今年2011年5月に向田邦子賞受賞です。パチパチ。

第一回の加藤あいちゃんがめちゃくちゃかわいかった。