ハワイアンロミロミ

 母親にチケットをプレゼントしてもらい、近所にできたハワイアンロミロミを初めて体験してきた。ひとことで言っちゃえば、マッサージなのだけれど、担当してくれたお姉さん(といっても私と同じ歳で31歳)はむちゃくちゃいい人。お客様を気持ちよくさせてくれるトークとマインドが徹底している。母親がこのマッサージに来たのは半年以上も前なのに、うちの母親のこともそのとき話したこともよーく覚えていてくれて、嬉しかった。こういう顧客満足度のあげ方が非常にお上手なの。
 マッサージに入る前に、ボディに塗るクリーム?オイル?に調合するアロマの香りはどれがいいですか?なんて話しながら、私の体質のことを聞いてくれたり健康のアドバイスをしてくれたりする。それもさりげなく、お仕事の一環としてではなく、本当にお友達のような感覚で。そのトークが本当にお上手! 話をしている間、私はバスローブ1枚で宝石箱のような小型のバスタブに足を入れて、ぬくぬく。これもリラクゼーションの一部。足が暖まってポカポカしてきころ、ちょうどお話をして15分から20分くらい経つと上の階にあるマッサージルームに移動。そこでよくマッサージに行くとあるベッドのあたまのほうにうつぶせになっても呼吸ができる枕がついたベッドがあって、そこにパンツ一丁でゴロンとなります。その瞬間にマシュマロのような肌触りの毛布を上からフワっとかけてくれて、これがもう至上の快感。気持ちがいいーの。「体をストレッチしていきますね」とまずは体をほぐすところから。ほぐし終わると、足、手、肩、首の部位の毛布を順々にめくって、さきほど調合したアロマオイルとハワイ直輸入のシアバターのようなクリームを塗ってていねいにマッサージしてくれます。ホットストーンも使いながら、私の固まったお肉をゆっくり、ゴロリゴロリとほぐしてくれました。とろけちゃいそうな感じ。
 スーパー銭湯に併設しているマッサージだと、チカラ加減がかなり強くないと効かないよーというくらいなのに、ロミロミは強さはまったく気にならなかった。チカラでほぐすのではなくて、もうね空気と雰囲気で疲れを解消していく場なんですよ。それがちゃんと昨日している空間が出来上がっていて、その空間にはあのお姉さんという妖精さんが住んでいるんだという感覚でした。
 トータル2時間弱もマッサージをしてくれました。本当は一時間のコースなのに、初めてだったからかものすごいサービスしてくれたんだね。マッサージがすべて終わったあとにいただいたりんご酢も美味! おいしかったなー。

 んもうね、これで私はロミロミにはまってしまった訳なんですよ。帰ってきて速攻お店のHPをチェック。するとハワイでロミロミスクールをやっていて生徒募集と! おおぉ、すぐにでも行きたいよ。今はドル安だから日本から行くなら少しお得だろうしさ。それに大学とか行くよりも安いし。英語で整体、指圧、マッサージの勉強ができるんだよ。行きたいなー。今の仕事にもっと追い詰められたら、この道にいくのもいいかなーと、本気で思いました。今の仕事にはかなり疑問を抱いているところなので、ロミロミを真剣に考える日もそのうち来るかな、なんて思ってここにメモしちゃいました。

私が行ったのはココ(ル・シエル