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吉原手引草 松井今朝子著
お正月に立川談志の落語をテレビでやっていて、いまいち面白さが飲み込めていない私を見て、彼氏のお母さんが貸してくれた。「これを読むと落語なんかにでてくる言葉とか背景がちょっとわかるわよ」って。うれしいじゃないの。そして昨日は見逃しちゃったけど、ブラタモリで吉原特集をやっていたという。
読めない漢字とかわからない言葉とかたくさんあったけど、最後まで読めた。吉原で一番売れっ子だった花魁葛城が消息不明になって、その原因を突き詰めていくストーリー。物書きのたまごが、吉原界隈の人々に話を聞いていく。
とりあえず、私の頭の中では葛城=『さくらん』のきよ葉でした。
2012年最初の一冊だったね。