HUGO CABRET(2011)


4点(3.8点だけど、映画館で見たからポイントプラスで4点)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:アサ・バターフィールド as Hugo Cabret、クロエ・モレッツ as Isabelle、ベン・キングスレー as パパ・ジョルジュ、ヘレン・マコロニー as ママ・ジェーン、ジュード・ロウ as Hugo’s father

大人向けのファンタジー。なにひとつミラクルなことは起きていないのにファンタジーなところがすごい。舞台がパリなのに、英語で進行とうのがちょいと違和感。

(3/29追記)
 3Dなんだね。金券ショップでひとり1200円で前売り券を購入したのに、3D料金でプラス400円もとられてしまったのよ(怒)。前売り券には3D料金が含まれていないということをよーく覚えておきましょう。

 ファタジーだと思って観たのだけれど、個人的にはこれはファンタジーとは別のジャンルに分類した。ヒューマンドラマ寄りかな? なぜなら、スーパーミラクル、奇想天外なことは何ひとつ起きていないから。それなのに1930年のパリが現代の私たちに、どんな感動を与えてくれるのかって? それがこの映画の見せどころなんだよね。 映画を作るって夢があることだよね。映画を見て感動して、笑って泣いて、心が動かされるものだということを前提に、それが当たり前であるかのように私は観ていたけれど、この映画の焦点はそっちじゃなくて、作る側の夢なんだよね。映画を作っている人たちは、どこかで映画の原点にもどるような作品を作りたくなるものなんだろうか? スピルバーグが「Super8」をプロデュースしたのもそういう想いがあったのかな。