リヴァイアサン(Leviathan 1992) Paul Auster著 柴田元幸
ニャー、難しいわー。簡単に「いい作品です」と言うのは簡単だけれど、どこが良かったかなんてみんな違うしね。みんなが同じところに共感して「いい」と言っているのだとしたらきっと私には難しすぎでそこまで届かなかったのかもしれないな。個人的に気に入ったのはストーリーだとかこの小説の手法だとかそういうのじゃなくて、登場人物のキャラクター。それぞれのキャラクターの関係性が優れているとかじゃなくて、キャラクター、人物そのものが好きだったな。この登場人物それぞれの感覚とか性格とか個性とか、またその描写の仕方(これは訳がうまいっていうポイントになるのかな)がさすがだなと思うところがいっぱいありました。例を挙げるといいんだろうけど、なんかそんな気分じゃないからやめておきましょっと。Peace!