小煌女 海野つなみ
会社の後輩とマンガの話をしていたら、少女マンガ大好きっ子ということが判明したので、ぜひおすすめを貸してという流れでこの漫画を手にした。私も少女マンガって大好き。子どものころの夢見る世界は、大部分が少女漫画の世界に征服されていたように思う。電車に乗って友達と出かけるようになったときの目的地はアニメージュだったし(笑)。おこずかいもお年玉もかなりそこで落としたな。はー、なつかしい。
後輩は私の5つ年下。5歳でも年が違うとかなり世代差があるということが最近わかってきたので、なおさら、彼女のおすすめ少女マンガを知りたかった。そしたら案の定、やっぱりまったく知らない作品だったので、「最近の子はどんなマンガ読んでるんでるのかね〜」といじわるばあさん的気持ちちょっと込みで、読み始めてみたら、すんなりハマってしまいました。ハハ。
読み始めてすぐは、設定が複雑すぎて、世界観に慣れるのにちょっと時間がかかったけれど、以外とテンポよく(逆にいうとあっさりと)ストーリーが大きく進んでいくので、「え、もうこの人死んじゃうの?」「え、もうあそこは全滅しちゃったの?」「え、この人だれよ」みたいなのがザクザクでてきて、止まらなくなってしまったのです。ちなみに1巻〜3巻を借りたのだけど、読み終わってからまだ完結していないことを知ってがっかり! ええー、次の巻が出るまで待たないといけないのー。ショック。。。完結してるの貸してよ!、、、というのはかなりワガママな欲求ですが、それでも貸してくれたのだから相当なおすすめなんだろうな。うんうん、面白かったよ。久しぶりに続きを待ってから読むというこの気持ちにぶち当たりました。でも、これがまたいいもんなんだよね。「待つ」「辛抱する」「耐える」、辛い期間だけれども、次の新刊が出てきたらどんなに嬉しいでしょう。
著者の海野さんへ>早く、次の巻出してくださいねー。楽しみにしてます!!

※気になるといろいろと詮索してしまういやらしい正確なので、海野つなみさんをwikiってみたら、地震の直後、「つなみ」という名前を改名しようと考えていらっしゃったようなのだけど、いろいろあって、とりあえず変更はしないようにしたみたい。大丈夫ですよ、名前は何も悪くないんだから。「つなみ」ってかわいい名前だと思う。wikipediaで調べる前までは「なつみ」だと思っていたけれど、このエピソードのおかげで名前が「つなみ」さんだとしっかり覚えられました。