子どもたちと話す イスラームってなに?
タハール・ベン ジェルーン (著), Tahar Ben Jelloun (原著), 藤田 真利子 (翻訳)

オープンしたての代官山TSUTAYAをひやかし&見学に行ったときに、立ち読みで全部読んだ本。だって、このTSUTAYA、たしかにボンクラが喜ぶ宝の宝庫かもしれないけれど、私が読みたいと思っていた本は1冊も置いてなかったんだもん。ファッションとかデザインとかの本は品揃えいいんだろうけど。

前に代々木上原のモスクに行ってからイスラム教についてもっと知りたくて、でも小難しい本は読みたくなくて、と思っていたときにちょうどで目に入ったんだよね、この本のタイトルが。たまたま2週続けてこのTSUTAYAに行くことがあったから、2回通って読んだ。

よくわかったよ。非常にわかりやすかった。こいうテイストで、池上彰に対抗すべくアイテムとして、もっといろんなのあるといいよ。いちおうシリーズにはなってるみたいだけど、もっと一般的に広まってほしいなと思う。

イスラム教の基本的な考えかたに「学んでなんぼ」みたいなところがある。ほかの宗教からも、ほかの言語からもとにかく学べることの喜びを賞賛している宗教で、すごくいいなと思った。タリバンについてや、原理主義といったこともわかりやすく書いてあるよ。これは本当に読んでよかった。